game diary

デジタルカードゲームについての記事を書いてます

【ウォーブレ】3/23適用予定のナーフとルール変更についての感想

こんにちは、lamdaです。

 

3/9の定期メンテナンス後に、ルール変更と一部カードのパラメータ変更の告知が行われました。

 

これに対しての感想です。

 

【ルール変更について】 

公式ホームページ

http://www.takaratomy.co.jp/products/wob_ocg/rulechenge/

 

後攻にHSのコインと同じ効果をもった《メモリ》が追加されました。

 

これによって後手が常に一手遅れたアクションしか出来ないという事が改善され、一回は先行より一手先のアクションが取れることになりました。

 

個人的にはHSのコインシステムは素晴らしいシステムだと思っているので、このようなシステムを導入したのは素直に嬉しいです。

 

また、《メモリ》はスペルなので、パンドラやエデン、バレッタピーチなどと言ったスペルシナジーがあるカードたちと相性が非常によく、もしかしたらこの《メモリ》追加によってスペルシナジーを持つカードの採用率があがるかもしれません。

 

ただわざわざ新しいカードを追加せずとも、ほぼ同じ効果を持っているリワードスペルの《銅貨》を追加すれば良かったのでは?と思ってしまいました。

 

【ナーフについて】

 公式ホームページ

http://www.takaratomy.co.jp/products/wob_ocg/modify_card/

 

《天を貫く王龍》

f:id:lamda1116:20170310211202p:image

7/7/4→8/7/4に

 

1コス上がって8コスになりました。

 

これによってジャオロンの補助なしでは、1ターン内での《龍の子》→《天を貫く王龍》といった動きや、《天を貫く王龍》を出しつつ《雲蒸龍変》を打つというプレイが出来なくなってしまいました。

 

また、今までのように6,7メモリで止めておき、後はドローをチョイスしデッキを回すことが難しくなったのでかなり弱体化したと言えるでしょう。

 

しかし、8マナになってしまったとしてもカードパワーはまだまだ高いのでドラゴン軸のタオシンデッキならば採用され続けることでしょう。

 

 

《暴食龍 ガウ》

f:id:lamda1116:20170310211142p:image

6/3/3→7/3/3に

 

ミッドタオシンの核となっていたカードでしたが、環境を荒らし回ったからか、手痛い修正を喰らってしまいました。

 

王龍と違い、3枚入れる事が出来るこのカードの修正はミッドタオシンにとって非常に大きな影響を及ぼすと感じています。

 

まず、7コスと重量級のユニットとなってしまったため、ミッドタオシンの強さであった中盤の制圧力が著しく弱くなってしまいました。

 

また、7コスユニットにしては非常にスタッツが低いため、ボードへの圧力も減ってしまいました。

 

このカードのナーフによってミッドタオシンの新しい構築を考える必要が出てきたかもしれませんね。

 

《ブラック・オペレーション》

f:id:lamda1116:20170310211051p:image

「場に出ている医者の数だけコスト低減」という効果が削除

 

最高のコントロール奪取スペルでしたがこのカードにもメスが入ることとなりました。

 

ただ、中級者以上の対戦では、医者を盤面に残さないようにしているため、今でもほぼ8コススペルとして運用しているプレイヤーが多いです。

 

そのため、あまりナーフの影響は無いと個人的には感じています。

 

しかし、注意しておきたいのが《終戦のオルディア》の効果であるスペルコストの増加を受けてしまうと、9コスになってしまうため、発動できなくなってしまう点には注意しましょう。

 

 

《災厄の使徒 テンホウ》

f:id:lamda1116:20170310211120p:image

2/3/3→2/3/2へ

さらに自傷ダメージが4点から3点に軽減

 

2/3/3カードの1枚で、先行ゲーを助長しているカードでしたが、この修正によって2/2/2とトレードされるようになってしまいました。

 

特に後攻の時の弱さは酷く、先に置かれた2/2/2で処理されてしまうため、盤面の取り合いを重視するミッドタオシンでの採用は厳しくなるでしょう。

 

 

《サイコバトラー》

f:id:lamda1116:20170310211220p:image

2/3/3→2/2/3へ

 

テンホウと同じく2/3/3のスタッツを持っているこのカードもやはりナーフを受けてしまいました。

 

しかしテンホウと違い、2/2/2への一方トレードが出来るという大きな強みはまだ生きているので、まだまだ採用圏内だと思います。

 

ラッキーを一手で処理出来なくなってしまったのは悲しいですが、まあ仕方ないでしょう。

 

《不快な音響兵器》

f:id:lamda1116:20170310212740p:image

ダメージ4点→ダメージ2点へ

 

現環境ではあまり見かけないカードでしたが修正が入ってしまいました。

 

3/10に行われていたウォーブレ関係者のタキニキの生放送によると、0コススペルであるメモリが追加されるために行われた修正だそうです。

 

それならダメージを減らすのではなく、発動条件を「2マナ以上のスペルを使用した時」とかにした方が良かったのではないかと個人的には思うのですが…。

 

ルール変更のとばっちりを受けてしまったカードですね。

 

《壱天衆 ヨウユウキ》

f:id:lamda1116:20170310211242p:image

4/3/3→4/2/2へ

 

ウォーブレで最も使われていた4コスカードでしたが、かなり大きな下方修正が行われてしまいました。

 

ヨウユウキの今までの強みは「大半の格下ユニットと一方トレードを行えるスタッツを持ちながら、好きな所へ1点を飛ばせる」ことだったのですが、2/2と2コスユニット相応のスタッツになってしまったので、前者の強みが完全に無くなってしまいました。

 

確かに今のデッキではヨウユウキが入らないデッキを探す方が難しいほど採用されていたカードなので、修正が入ること自体は多くのプレイヤーが覚悟していたカードだと思いますが、ここまで弱くする必要はなかったんじゃないかなと個人的には思ってしまいます。

 

しかし、中途半端な修正では結局ヨウユウキが使われ続け、4コスユニットの選択肢を狭めてしまうと思ったため、運営はここまで思い切った修正に踏み切ったかもしれません。

 

以上となります。

 

早くこの環境でプレイしたいですね!

 

2週間後が待ち遠しいです。