game diary

デジタルカードゲームについての記事を書いてます

【ウォーブレ】10/7に行われた賞金制大会「VICTOR」振り返り

こんにちは、lamdaです。

まずは、10月7日に行われた賞金制大会「VICTOR」にて私とお話しして下さった方々、対戦して下さった方々本当に有難うございました。非常に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

 

大会結果は4-2と予選のルーザーズ決勝で負けてしまい惜しくも決勝トーナメントに出場することは叶いませんでしたが、悔いはありません。

 

今回は私が大会に持ち込んだデッキとそのデッキを選択した理由を書いてみたいと思います。

 

 デッキ選択理由

私が予選で持ち込んだデッキはメイグルユニオン、決勝トーナメントで使用しようと思っていたデッキは予選と同じ形のメイグルユニオンとミッドレンジタオシンです。

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予選トーナメントのデッキ選択について

予選トーナメントはBO1形式であるため、とにかく安定したデッキを持ち込みたいという気持ちが私の中にありました。

そのため、ユニオン又はタオシンで予選は出ようと大会の1週間ほど前から決めていました。

 

ここでなぜラピスが候補に挙がらなかった理由としては上振れ、下振れの差が大きいため、5戦ないし6戦全て勝ち切るのは難しいのではないかと考えていたためです。

また、個人的な理由となってしまいますが、あまりラピスの習熟度が高くないため、自分が得意なデッキである、ユニオン又はタオシンで出場したほうがいいと思ったことも理由の1つになっています。

 

そしてタオシンとユニオンの選択になった訳ですが、タオシンは《審判の竜騎士 ジャオロン》のお陰で終盤安定して強い動きが出来るのが強みであるものの、序盤が弱いわけではないのですがラピス、ユニオンと違って序盤のブン回りムーブがないということと、一度序盤で躓いてしまうとテンポを取り返すのが難しくなってしまうという点が引っかかっていました。

 

一方ユニオンであれば、分かり易いブン回りムーブ《モルモンズ・オーダー》→《追憶の聖戦士 シルヴィア》or《鈍叫のエレファンク》といったムーブがあり、ソウルバースト、《狂鳥 ジュリアンヌ》といった縦の除去、《ブラッディ・スクリーム》、《狂学者 ウィットフォード》による横の除去があるため、展開にこけても除去で誤魔化しながら戦え、ドローと《メイグル》によるデッキ圧縮により安定感も高いと感じたためです。

 

また、ユニオンがやや苦手としているマグナが予選ではあまり持ち込む人はいないだろうと予想し、使うデッキはユニオンに決定しました。

 

 

そこからユニオンのデッキタイプを選択していきました。

現状のユニオンデッキは【メイグルユニオン】、【ウイルスユニオン】、【テンポエモΣ】の3種が挙げられます。

 

以下が私が感じているユニオンデッキの印象です。

 

【メイグルユニオン】

良い点

・安定感が1番高い。

・どの相手にもそれなりに戦える。

・デッキの自由度が高く、メタカードを投入することも出来る。

 

悪い点

・《モルモンズ・オーダー》にやや依存している部分がある。

・トップメタのデッキであるためメタられてしまう可能性がある。

 

【ウイルスユニオン】

良い点

・3つのデッキタイプの中では一番ラピス、タオシンに強い。

・先行、後攻での強さの差が少ない。

 

悪い点

・メイグルユニオンに弱い。

・安定感という部分ではメイグルユニオンにやや劣る。

 

【テンポエモΣ】

良い点

・予選ではデッキ公開制ではないため、メイグルユニオンに偽装できる。

・トップメタのメイグルユニオンに有利な数少ないデッキ

・ガン有利のマッチがある(対マグナ)

 

悪い点

・プレイングが難しい。

・安定感がない。

・3つのデッキタイプの中で1番ラピスに弱い。

 

 

【テンポエモΣ】は自分の熟練度が足りないためすぐに候補から外しましたが、【ウイルスユニオン】と【メイグルユニオン】の選択で迷いました。

 

ただ、私の予想では出場するプレイヤーは安定感が高い【メイグルユニオン】を選択してくるプレイヤーが多いと考え、ここで【ウイルスユニオン】を持っていくのは少し怖いなと感じたので、予選で使用するデッキは【メイグルユニオン】に決定しました。

蓋を開けてみればラピスが一番多かった訳ですが…。

 

そしてここからデッキ調整をskypeでやり取りしながらルームマッチを行いました。

 

私が9月度に使っていた【メイグルユニオン】から入れ替えたカードは以下の通りです。

 

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(9月に使っていたメイグルユニオン)

 

〔入れたカード〕

《フェアリー・ガス》×3

ラピスの後手メモリ2コスゴッツムーブを防げ、処理が難しい《夜魂妖女 ユウユウ》、《メイグル》を簡単に処理できる。

 

《妄賢者 オポロン》×1

《検体隊長 モルモン》を抜いたので2コス数の調整のため。

 

《狂鳥 ジュリアンヌ》×2

《堅巌龍 ダンダマイト》を処理できるカードがとにかく欲しかった。また3Tアパッチやクロベエゴッツ、シリメツゴッツへの回答。

 

ド級機鯨 バスタンク》×2

ゆむらさんに教えてもらったカード。

対タオシンに非常に強い。ユニオン相手ではヘルス3以上が2体出せ、ラピス相手にもガーディアンを置けるのでこの環境において強力なカード。

一応《検体No294》のバーストダメージを高めることが出来る。

 

抜いたカード

《トランス》×2

盤面にユニット+割るカードが必要なので手札で浮いている時が多かった。決まれば強いが決まりにくいカードと感じてしまった。

 

《メイグル》×1

2コスユニットが9枚になったので3枚は多すぎると判断した。

 

《検体隊長 モルモン》×2

手札を減らさずに展開でき、手に入るカードによってはゲームを壊せるが1/2はスタッツ不足。

 

《破壊のアニマ》×2

バーストダメージを稼げるカードであるが、盤面を取るという使い方だと弱いと感じてしまった。《堅巌龍 ダンダマイト》の処理手段であるものの、《狂鳥 ジュリアンヌ》を増やし、《ド級機鯨 バスタンク》を入れたため不要だと判断した。

 

《オーバータイム ディライト》

最後の最後まで抜くかどうか迷ったカード。ダンダ王龍の返しに使えたり《幽玄の執女 ヨミ》を破壊できるカードあるが、どのユニオン相手でも効果的に働くことが難しいと感じたため抜いてしまった。

 

決勝トーナメントのデッキ選択について

決勝トーナメントはBO3なので、安定したデッキである【ミッドタオシン】と【メイグルユニオン】を持ち込んで、構築上で1か国をメタってしまおうと考えました。

 

なぜならば、1試合目で負けてしまっても2試合目がもしメタった国であるならば2連勝することも然程難しくはないのではと考えたためです。

 

最悪、メタった国を持ち込んでいない相手と当たっても地力が高い【ミッドタオシン】と【メイグルユニオン】ならば良い勝負が出来ると思い、この2デッキを選択しました。

 

さてここで問題となるのがどの国をメタるかということです。

 

理想であるのはやはり、使用者が多いと思われるラピス、ユニオンのどちらかをメタるのが理想でありますが、ラピスはこの2つのデッキタイプだとメタった構築にするのが難しい(特にタオシン)、ユニオンはラピスよりメタりやすいものの、ユニオンはデッキタイプも多く、メタりきれないと思ったのでこの2国にメタを張ることは難しいと思いました。

 

そのため、ユニオン、ラピスに次いで使用者が多いと思われるタオシンをメタることに決定しました。

また、タオシンであればメタりやすいと感じたのも理由の1つです。

 

ユニオンの方はBO1で使用するデッキが充分にタオシンと有利に戦えるデッキになっていると感じたため、構築は変えずそのまま持ち込むことにしました。

 

そしてタオシンの構築を考え始めたわけですが、ミラーでは《堅巌龍 ダンダマイト》を先に置けた方が圧倒的に有利になるので、こちらが先に出すことを考えることももちろん大切ですが、相手に《堅巌龍 ダンダマイト》を出しづらくさせる事を考えました。

 

そこで白羽の矢が立ったのは《メッセンジャー》です。

このカードは5/5/5と非常に強力なスタッツを持っており、タオシンの除去カードである《先手必勝》でも倒されません。

 

また、5コスなので《審判の竜騎士 ジャオロン》で軽減されたダンダマイトであっても間に合い、相手がダンダマイトを置く前に出せればダンダマイトをけん制することが出来ると思ったからです。

 

効果もこちらがライフ20の時ではやや出しづらいものの、それ以外なら基本的にメリット効果として働くと感じ、《掃除屋 ニュクス》より優先してこちらを投入する事に決定しました。

 

メッセンジャー》以外で9月に使っていた【ミッドタオシン】から抜き差ししたカードは以下の通りです。

 

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(9月に使っていたミッドタオシン)

 

〔入れたカード〕

《妨害傭兵 グスマン》×1

《夜魂妖女 ユウユウ》や《堅巌龍 ダンダマイト》を無力化できる。また、BO3ではシェドを持ち込む人がBO1に比べ多くなることを予想し投入。

 

《堅殻戦機 カニテツ》×1

安定感を高めたかったので投入。《闇を穿つ醒龍》のままでも良かったかもしれない。

 

〔抜いたカード〕

《ラッキー》×1

スペース的な問題。3コスが一番弄り易かったので抜いた。

 

《黒蜂総長 マンダリニア》

対ラピスの時弱すぎる。対タオシンの際にもそこまで役に立つことが少ないと感じたので抜いた。

 

《慟哭のジル・クライハート》

勝ち筋が1つ増えるのは確かに強いが、タオシンを見るならば終盤を強くするより、中盤に強いカードを入れた方が良いと感じたので不要と判断した。

 

《闇を穿つ醒龍》

最後の最後まで悩んだカード。

タオシン、ユニオンに強く出れるカードなので必須枠だと前日までは感じていたが、前日にこのカードを出す余裕がある時は出さなくても勝っていることが多く、《堅巌龍 ダンダマイト》のサーチを阻害してしまうと感じたので抜いてしまった。

 

 

終わりに

以上が私が持ち込んだ2デッキとなります。

この2デッキの調整に付き合ってくださったゆむらさん、kokkoさん、セウス=リノさん、ナミカミさん、アヴァロンさん、覇王十字さんには本当にお世話になりました、有難うございました。

 

この大会は本当に楽しかったのでまたこういった機会があれば是非とも参加したいです!

 

ここまで読んで下さり有難うございました。それではまたランクマッチでお会いしましょう。